2018.03.22

3/18(日)開催「ツタロックフェス2018」ライブレポート!ツタロック史上過去最大規模、2万人が来場!

そして、1曲目の「アフターアワー」を超ド級の疾走感でスタートしたのがMy Hair is Bad。「ここ(MASSIVE STAGE)を選んだこと、後悔させねぇぞ!」と叫び、「熱狂を終え」へとなだれ込む。「大きいステージのトリを務めるのは初めてかもしれないですね。」と言いながら、疾走感をそのままにしっかりと地に足の着いた演奏で大観衆を魅了する。印象的だったのは、何度となく繰り返される「ありがとうございます」という言葉。その気持ちは音となって、「フロムナウオン」の熱量や「いつか結婚しても」のポジティブさに還元されているように見えた。観客や主催者だけでなく、セキュリティにまで感謝の思いを届けた後、本編は終了。そして、万雷の拍手に迎えられ、再びアンコールのステージへ。最後はショートチューン「噂」で見事にMASSIVE STAGEの一日を締めた。

My Hair is Bad
My Hair is Bad

最後、クロージングアクトを努めてくれたのが、この日唯一のヒップホップクルー、KANDYTOWN。異種格闘技戦に登場した彼らは、重低音なダークビートの「Few Colors」をお見舞いしたかと思うと、間髪入れずに「Round & Round」「Twentyfive」「The Man Who Knew Too Much」を畳み掛け、1stアルバム『KANDYTOWN』の人気曲で観客をノックアウト。曲ごとにMUD、Ryohu、IOとメンバーが増えていき、5曲目「Chevy」で10人全員が揃い踏み。オーセンティックなマイクリレーで東京世田谷のローカルヒップホップイズムを体現し、ロックキッズには新鮮なステージングを見せつける。90年代Gファンク調の「Dallaz」ではブラックなグルーヴを生み出し、「Ain’t No Holding Back」ではハンドクラップを促しながら全員で曲名のフレーズを連呼。ラストは、2015年2月に急逝したメンバーYUSHIに捧げる「Forever」。盟友へ贈るスローなチルアウトチューンを置き土産に、この日のステージは美しく幕を閉じた。

KANDYTOWN
KANDYTOWN

セットリスト

04 Limited Sazabys
1. monolith
2. Buster call
3. fiction
4. swim
5. Warp
6. happiness
7. me?
8. midnight cruising
9. Terminal
10. Squall

フレデリック
1. オンリーワンダー
2. KITAKU BEATS
3. ナイトステップ
4. まちがいさがしの国
5. たりないeye
6. TOGENKYO
7. オドループ

Base Ball Bear
1. Changes
2. PERFECT BLUE
3. 文化祭の夜
4. The Cut
5. ドラマチック
6. 真夏の条件
7. 十字架You and I

yonige
1. ワンルーム
2. our time city
3. あのこのゆくえ
4. アボガド
5. センチメンタルシスター
6. しがないふたり
7. 悲しみはいつもの中
8. さよならプリズナー
9. 最愛の恋人たち

KANA-BOON
1. フルドライブ
2. ディストラクションビートミュージック
3. Fighter
4. 涙
5. 桜の詩
6. ないものねだり
7. シルエット
8. バトンロード

sumika
1. Answer
2. Lovers
3. カルチャーショッカー
4. ソーダ
5. ふっかつのじゅもん
6. Summer Vacation
7. 「伝言歌」

クリープハイプ
1. HE IS MINE
2. 愛の標識
3. 鬼
4. 大丈夫
5. イノチミジカシコイセヨオトメ
6. オレンジ
7. イト
8. 二十九、三十

D.A.N.
1. Zidane
2. House
3. SSWB
4. Native Dancer
5. Time Machine
6. Chance

MAN WITH A MISSION
1. FLY AGAIN
2. database
3. Hey Now
4. My Hero
5. Take What U Want
6. Emotions
7. Freak It!
8. Raise your flag

OGRE YOU ASSHOLE
1. 寝つけない
2. ロープ
3. フラッグ
4. 見えないルール
5. ワイパー

[Alexandros]
1. ワタリドリ
2. Run Away
3. 明日、また
4. I Don’t Believe In You
5. Kaiju
6. 新曲
7. Adventure
8. Kick&Spin

SUPER BEAVER
1. 美しい日
2. 証明
3. 正攻法
4. irony
5. 人として
6. 青い春
7. 秘密

My Hair is Bad
1. アフターアワー
2. 熱狂を終え
3. ドラマみたいだ
4. 復讐
5. クリサンセマム
6. 元彼氏として
7. フロムナウオン
8. いつか結婚しても
9. 告白
EN1 真赤
EN2 噂

KANDYTOWN
1. Few Colors
2. Round & Round
3. Twentyfive
4. The Man Who Knew Too Much
5. Chevy
6. Dallaz
7. Good Times(remix)
8. All In One
9. Ain’t No Holding Back
10. Get Light
11. R.T.N
12. Forever(remix)

ツタロックフェス2018

日程:2018/03/18(日) 9:00/10:30
会場:幕張メッセ国際展示場 9・10・11ホール
出演:[Alexandros] / OGRE YOU ASSHOLE / KANA-BOON / クリープハイプ / SUPER BEAVER / D.A.N. / My Hair is Bad / MAN WITH A MISSION / yonige / sumika / KANDYTOWN / 04 Limited Sazabys / フレデリック / Base Ball Bear

主催:カルチュア・エンタテインメント(株)/ライブマスターズ(株)
企画:カルチュア・エンタテインメント(株)
制作:ライブマスターズ(株)
協賛:Tポイント、八海山
運営:(株)ディスクガレージ
協力:(株)TSUTAYA / Rolling Stone Japan

※ 番組オンエア情報
日時:5/12(土)21:00~
出演:放送アーティスト未定
BSスカパー!(BS241/プレミアムサービス579)

ツタロックフェス2018
http://tsutaya.jp/tsutarockfes2018/


トピックス

ラブリーサマーちゃん、4年ぶりとなるフルアルバム「THE THIRD SUMMER OF LOVE」を9/16(...

ラブリーサマーちゃんが2016年以来、実に4年ぶりとなるフルアルバム「THE THIRD SUMMER OF LOVE」を9月16日(水)にリリースする! 今作には2019年から発表してきた両A面シングル3作より「ミレニアム」「LSC2000」「サンタクロースにお願い」「心ない人」「どうしたいの?」や 2020.07.07

Mrs.GREEN APPLE、初のベストアルバム「5」をリリース!

Mrs. GREEN APPLEが初のベストアルバム「5」を2020年7月8日(水)にリリース! ミセス フェーズ1の集大成としてデビュー5周年を迎える日に発表する今作は 2020.07.13

キタニタツヤ、NEWアルバム「DEMAGOG」を8/26(水)にリリース!新曲MV公開&全国ツアーも決...

マルチな才能を発揮し注目を集めるキタニタツヤがNEWアルバム「DEMAGOG」を8月26日(水)にリリースする!また新曲「ハイドアンドシーク」のミュージックビデオも公開! 2020.07.02

緑黄色社会「SINGALONG tour 2020 -夏を生きる-」最新ツアーの先行ライブ配信が決定!

11月より最新ツアーがスタートする「緑黄色社会」の先行ライブ配信が決定! 2020年4月にNEWアルバム「SINGALONG」を配信リリースした緑黄色社会。同作を引っ提げた全国ツアーは開催が見合わせとなっていたが、11月よりスタートすることが決定! 2020.06.22