2014.10.29

THE BACK HORN/アルカラ/八十八ヶ所巡礼/Age Factoryが繰り広げた熱いステージ!スペシャ列伝「第110巻 燕子花の宴」開催!

Age Factory THE BACK HORN アルカラ

9月から新宿LOFTを舞台に25公演連続で開催されているライヴシリーズ「スペースシャワー列伝100」。その中盤戦となる第110巻 燕子花の宴が10月28日(火)に開催された。13年前の記念すべき第1巻公演の出演者であるTHE BACK HORNをはじめ、アルカラやAge Factory、さらに八十八ヶ所巡礼といった個性派揃いの4組による濃密な内容の一夜となった。(Text by Hiroyuki Terada(MUSICA) / Photo by 釘野孝宏)

THE BACK HORN(Photo by 釘野孝宏)

この日最初に登場したのは、奈良発の3ピースバンド、Age Factory。一人ひとりが深々とステージ中央で一礼してからポジションにつくと、ポエトリーリーディングとも魂の叫びともとれるような言葉を積み重ねていく。破壊的なようでいて包み込むような懐の深さがあり、荘厳華麗なようでいて儚さに満ちている。存在を鳴らせ——ビシビシと弾丸のように突き刺さってくる清水エイスケのリリックとエモーショナルなギターは、おそらく東京ではまだ初見の客も多い中で、圧倒的な存在感を残して帰っていった。

Age Factory(Photo by 釘野孝宏)

続いてステージに上がったのは、キワドいスリリングさと攻撃性ではこの日のラインナップの中でも一際の異彩を放っている八十八ヶ所巡礼。いきなりリッチー・ブラックモアも顔負けなギターソロから“赤い衝動”、“仏滅トリシュナー”、“攻撃的国民的音楽”と立て続けにキラーチューンを披露し、ヒリヒリとしたアンサンブルでフロアを身の毛立たせていく。ラストナンバー“日本”では、思わずマーガレット廣井がフロアに飛出し、客やら照明やらを掴みながら「新宿、目覚めてるか?」と絶叫するシーンも。壮絶な耳鳴りと共に、世の中の欺瞞や不干渉に怒りと違和感をぶちまけてくれた。

八十八ヶ所巡礼(Photo by 釘野孝宏)

3組目は、先月ニューアルバム『CAO』をリリースし、現在レコ発の「ガイコツアー2014」も敢行中のアルカラ。「列伝の100巻とスペースシャワーの25周年を祝って、アルカラはこう宣言したいと思います」という前フリからの“チクショー”や、息つく暇もない新曲の連続攻勢、MCでは恒例の対バンイジリと、百戦錬磨のライヴバンドらしい流れで満員の客を魅了していく。ハイライトは、公演名にちなんだ“カキツバタ832”からの“ミ・ラ・イ・ノ・オ・ト”。「100年後、200年後、300年後も続いていって欲しい。その時、僕らもみんなも骨になってもうここにはいないけど、未来に繋いでいくその土台に今日があるんだ」という稲村太佑のMCが、少し感傷的なメロディと衝動的なアンサンブルに絡み、感極まった瞬間だった。

アルカラ(Photo by 釘野孝宏)

この日のトリ、満を持して登場したのはTHE BACK HORN。その1曲目で披露したのは、第1巻に出演した当時にリリースされたメジャーデビューシングルで、スペースシャワーTVでPOWER PUSH!にも選出された“サニー”。その後も、“セレナーデ”“カラス”と、うねるように脈打つ妖艶な初期のナンバーが続く。共に長い歴史を歩んできたTHE BACK HORNなりの感謝と祝福の意味があったのだろう。当時は新宿LOFTで働いていた岡峰光舟の思い出なども披露しながら、身体を揺さぶり、心を突き動かすようなライヴパフォーマンスで、エキセントリックな4組が集った110巻の列伝を締め括った。

THE BACK HORN(Photo by 釘野孝宏)

約2ヵ月に及ぶ新宿LOFTでの100巻記念シリーズも、いよいよここから後半戦へと突入。出演者陣もどんどん追加されているので、引き続き、素晴らしい競演と熱狂的なライヴの宴をチェックしていただきたい。

セットリスト

Age Factory
1. プールサイドガール
2. 夏尚早
3. Ginger
4. 真空から
5. ロードショー
6. グリーングリーン

アルカラ
1. チクショー
2. カラ騒ぎの彼女
3. アブノーマルが足りない
4. 愚痴ばっかりのローレロレロ
5. カキツバタ832
6. ミ・ラ・イ・ノ・オ・ト

THE BACK HORN
1. サニー
2. セレナーデ
3. カラス
4. シンメトリー
5. コバルトブルー
6. シンフォニア
EN. ビリーバーズ


スペースシャワー列伝 ~第110巻 燕子花の宴~

日程:2014/10/28(火) Open 18:00 / Start 19:00
会場:新宿 LOFT
出演:THE BACK HORN / アルカラ / 八十八ヶ所巡礼 / Age Factory
主催・企画・制作:スペースシャワーTV

※ 特別番組オンエア情報
スペースシャワー列伝100 Vol.2
初回放送:11/27(木) 24:00~25:30 / リピート放送:12月予定

スペースシャワー列伝100 Vol.1
リピート放送:11/2(日)24:00~ / 11/6(木)22:30~ / 11/22(土)25:00~


スペースシャワー列伝 ~第112巻 秘祭の宴~

日程:2014/10/31(金) Open 18:00 / Start 19:00
会場:新宿 LOFT
出演:MO‘SOME TONEBENDER / シャムキャッツ / Dr.DOWNER / 大森靖子&THEピンクトカレフ
料金:前売 オールスタンディング ¥3,500(税込・ドリンク代別)


スペースシャワー列伝 ~第113巻 薄明りの宴~

日程:2014/11/04(火) Open 18:00 Start 19:00
会場:新宿 LOFT
出演:GOMA & The Jungle Rhythm Section / 七尾旅人 / DJ やけのはら
料金:前売 オールスタンディング ¥4,000(税込・ドリンク代別)

スペースシャワー列伝
http://www.spaceshowertv.com/retsuden/100/



こちらもおすすめ

NEWS

コトリンゴ、約3年半ぶりとなるNEWアルバム「雨の箱庭」を11/8(水)にリリース!年末イベ...

コトリンゴが約3年半ぶりとなるNEWアルバム「雨の箱庭」を11月8日(水)にリリースする! 2016年11月に公開されたアニメーション映画「この世界の片隅に」では音楽を担当し、第71回毎日映画コンクール音楽賞や第40回日本アカデミー賞優秀音楽賞などを受賞。 2017.09.21
コトリンゴ

NEWS

THE BASS DAY LIVE 2017、11/11(土)赤坂BLITZにて開催!

ベースの日を記念したライブイベント「THE BASS DAY LIVE 2017」がベースの日となる11月11日(土)、赤坂BLITZにて開催される! ベースの日はベースという楽器のすばらしさ、音楽の楽しさを知ってもらおうとJ-WAVEの番組企画から始まり、2014年にクラウドファンディングを通して賛同... 2017.09.27
THE BASS DAY LIVE 2017

最近の記事

NEWS

THE BASS DAY LIVE 2017、11/11(土)赤坂BLITZにて開催!

ベースの日を記念したライブイベント「THE BASS DAY LIVE 2017」がベースの日となる11月11日(土)、赤坂BLITZにて開催される! ベースの日はベースという楽器のすばらしさ、音楽の楽しさを知ってもらおうとJ-WAVEの番組企画から始まり、2014年にクラウドファンディングを通して賛同... 2017.09.27
THE BASS DAY LIVE 2017

NEWS

10/27(金)より開催!ムサビ芸術祭フェス型企画「オトトヒト2017」出演アーティスト第二弾...

ムサビ芸術祭のフェス型企画「オトトヒト2017」が10月27日(金)より3日間にわたり開催される! その出演アーティスト第二弾が発表となり「向井秀徳アコースティック&エレクトリック」「Nyantora」「Su凸ko D凸koi」「ノンブラリ」の4組と 2017.09.27
向井秀徳アコースティック&エレクトリック